水の時代を切り開いた「病気を治す飲水法(バトマンゲリジ著)」100万部のすすめ!

 

「体の約25%が固体、約75%は水」という事実は知っている。
だからこそ体内の水の大切さも分かっている。

 

では、全体の約何%の人が適切な水分補給を行い日々の健康を維持しているでしょうか。

 

実際には、それ以前の問題として、ほとんどの人が自覚のない脱水状態であり、その要因から生活を困難にする病気や症状を発生させているという事実。

 

これらを治療するには薬よりも脱水症状に対する適切な水分補給が必要であると本書では語っています。

 

今回ご紹介する良書「病気を治す飲水法」は、バトマンゲリジ氏が自主出版からスタートしたにも関わらず、

わずか10年で全米100万部を超えその後世界に飲料ブームを巻き起こすことになった大ベストセラーです。

 

バトマンゲリジ氏は、本書を出版後も人間の慢性的な水不足に警鐘を鳴らし続けましたが志半ばで亡くなられています。

 

現在出版されている水に関する専門書等を見ますと、影響を受けた人物としてバトマンゲリジ氏の名前が挙げられていたり、また「病気を治す飲水法」が参考文献の役割が多いのが分かります。

 

本書は、辛口批評で知られるAmazon口コミ評価で5つ星が多いにも関わらず、しかし、これまで日本ではあまり知られていないようなのでご紹介します。

 

本書の内容を読めば、バトマンゲリジ氏の人生を賭けた水に対する研究結果は読む者を魅了させてしまいます。

 

本書から水に対する深い知識を理解し適切な健康法を安価な水で始めることができるようになれば幸いです。

薬よりも水

 

「薬の適用は最終段階であり、患者が水補給を正常に保ち体内で水和されてから数日後の検査によって投与を検討すべきだ。」

 

医学博士であるバトマンゲリジ氏は本書の中で言っている。水を褒めたたえ医療薬を批判しているのだ。

 

人の体は、いろんな角度からの信号による水不足を訴えているがそのとき必要なのは水だけであると。

 

関節炎、ヘルニア、アンギナ、喘息、うつ病、潰瘍、腫瘍、肥満、エイズに至るまで体細胞の内外の水不足による代謝障害であり、

元を辿れば同一の原因である体内の水不足が痛覚となって現れ、もろもろの病名が付けられているとしている。

『喉の渇き』の誤解と警告

 

「喉の渇き」を感じなければ体内に十分に水分が補給されていると多くの人間が誤解している。

 

ただでさえ人は年齢を重ねるごとに渇きを感じづらくなっていき、特に老人ともなれば体内の水分が不十分でも「喉の渇き」さえも感じられにくいのだ。

 

「喉の渇き」は真の信号ではない。

「喉の渇き」を感じた時点では、もう既に脱水症状が始まっているメッセージと受け取るべき。

水に対する誤解

 

「どんな飲料水も元を辿れば水と変わらない、だから水を飲んでいることに等しい」

 

要するに、お茶やコーヒー、お酒は水分が十分に含まれていることから、飲めば水を補給したと同じことだという考えだが、これは全くの誤解であるということ。

 

結論は、酒、コーヒー、紅茶は水にならないのである。

 

特に、ソーダ水やカフェインは依存性が強い薬物、またカフェインには利尿作用があり依存により搾取しすぎると脱水症状まで引き起こしかねない。

 

水分が多い野菜の採取も本当の水分ではない。

慢性的な病気の原因が水不足にあり

 

水が体に良いことは多くの方が知っているが水不足が病の原因であることまでは理解されていない。

 

そのため体の異変には薬に依存することで解決を求め、本当にしなければならない体内での正常な水代謝を怠る結果となっている。

 

アメリカ人の約30%が肥満という現実。

 

彼らの現実もまた水の知識不足による結果でもある。

薬はビジネスになるという現実

 

医薬品は開発費と業界で最も大事な販売審査に多くのお金と時間がかかることからその莫大な経費が商品の値段に組み込まれている。

 

しかし、ある意味、医者にまで金銭の恩恵をもたらすのである。

 

それは薬など医薬品がビジネスになりそれに携わる医者にとっては本業以外のお小遣い稼ぎになっているのだ。

 

ビジネスになりにくい水による病気療養は研究機関に嫌悪されているという現実がある。

現代医学治療の過ち

 

水が病気療養のために効果的だという事実を医学関係者が理解できなかったことが医学史上最大の悲劇である。

 

経済的かつ効果の高い水の治療法により現代病の改善を促すことが出来るのだから。

 

体は本能的にも水を欲しているにもかかわらず、医師は利尿薬をすすめ、その結果「薬を飲んで水を出せ」といっている。

 

水こそ「自然で最良な利尿薬」である。

 

利尿薬の成分を疑っても自然水の成分は採水先と管理状態を調べれば素人でも分かるというものである。

 

水は水道水であれば安価なためほとんどお金がかからず、仮に水道水を拒んだとしても代用としての浄化水やミネラルウォーター代ほどの経費である。

 

問題は、水の効果を深く知ることである。

 

体の大部分が水で成り立っていることは多くの方が知っているが
実際には水に対する知識や水と体の関係に至ってはほとんど無知に近い状態であり

 

そのことが人を飲料療法に向かわせて来なかったのである。

水不足による症状

 

水不足による症状に、

外傷や感染による慢性の痛み、非感染症による痛み、消化不良、胸やけ、リウマチ、腰痛、心痛、頭痛、歩行痛、高血圧、合併症

が本書では挙げられている。

消化不良

 

消化不良による胸やけ及び、最終的な食道下部のがんの関係は、水不足による胃酸の逆流と、その腐食作用で説明できる。

 

短期的な治療である制酸薬、抗ヒスタミン剤よりも、規則的な水補給により治療することが長期的な解決へと向かわせる。

 

消化不良の痛みは慢性的な水不足であり、水補給を増やすことで、一方の痛みは消え、他方の痛みも1週間以内にかなり和らいだ。

アルツハイマー

 

アルツハイマーの原因は、体内の水不足、脳細胞の水不足にある。

水不足により神経の端末まで届かず、よって脳の働きがうまく作動しなくなる。

腸とモチリンの関係

 

水分を吸収するとモチリンが分泌されるが、このモチリンが腸の内部に効果を出す。

水を飲むと腸の働きが良くなることは生活において経験済みだと思うがこのモチリンが腸に対し重要な働きをしている。

過食症

 

絶え間ない空腹感に襲われる過食症も「渇きの信号」である。

過食症は「非社交的症状」とも呼ばれ嘔吐を繰り返すだけでなく日常生活にも困難を招く。

 

代表的なのが故ダイアナ妃であり、彼女は過食症により生活迄も破綻してしまった。

チャールズ皇太子との離婚が直接過食症とは関係ないにせよ、ネガティブな要因の一つには変わりがない。

 

過食症の原因はストレスであるが、まずは慢性的な水不足を解消し食事の前に水を飲むことを勧める。

 

難しい精神的な面での改善よりも比較的結果が分かる体内的な改善から始めてみることは行いやすいと言える。

リウマチ

 

関節の軟骨の表面には水分が多く含まれている。

リウマチ関節炎とその痛みは軟骨の表面が水不足に陥っており関節の動きに摩擦が生じるために起こる痛みである。

そして両面が自由に擦れ合うためには水補給しなければならない。

このとき塩分不足が一因の場合もあり、その場合は、二三日水補給をして血行を促す軽い屈伸運動を行う。

 

それでもまだ痛みが和らがない場合は専門医に相談する。

 

また、成長期の子供が関節の痛みを発するのは水不足が原因の場合がある。

特に甘いジュースや炭酸水ばかり飲んで、水を定期的に飲んでいるだろうか?

ストレス、うつ病

 

うつ病の原因

  • ストレス状態にある脳が他の問題に取り組むことが出来なくなること。
  • 自分のことばかり意識してしまうこと。ストレスの少ない充実した生活を行える人は生活の焦点を自分よりも外の世界に向けている。

(外の世界にフォーカスすることが、最終的に自分に返って来ることを理解している人もいる)

 

ストレスは水不足に等しい。ストレス=水不足という考え方。

 

精神が不安なとき、コップ1杯の水が気持ちを楽にさせてくれることがある。

気持ちが落ち着かないとき「水を飲みなさい」と言われた経験がないだろうか?

 

水不足がストレスを更にそのストレスが水不足を引き起こすという悪循環を避けなければならない。

母親の母乳から子供の発育まで

 

母乳成分の固形物質の内容ばかりにとらわれがちだが、胎児の成長に大切なのは水。

子供の成長は水にかかっている。

性生活

 

性生活を楽しむには、あらゆる生理やホルモンの条件が必要である。

コップ1、2杯の水を行為前に飲むことで、男性は勃起を保ち、女性は官能を増す。

エイズ

 

「エイズはウイルスがつくりだす病ではない」

筋萎縮症

 

筋肉の衰えを止める方法は毎日の水の補給量を適切に調整すること、そして、バランスの取れた高蛋食の食事をとる。

水と塩の適切な搾取により筋肉の衰えを正常に戻すことが出来る。

快眠

 

眠れない人は、水をコップ一杯の水を飲んでから、塩をひとつまみ舌に含むとよい。

または、ヨーグルトをコップ一杯取ると睡眠薬を取ったときと同じ効果が得られる。

めまい

 

お風呂、シャワー前に水を飲むようにする。

立ちくらみがする場合は、水と塩の量を増やすとよい。

本書への患者の声

 

毎日、体重の半分のオンス量の水を飲んだのが、成功につながったと思います。(訳注:体重100ポンド=約45キロの人なら、1日に飲む量は50オンス=1.5リットル)。どこに行くにも、7時間のドライブにも。外で炭酸飲料やビールを飲む日もたまにありますが、あらかじめ1日の量を飲んで出かけます。おもしろいことに気づきました。1日の必要量を飲んでしまうとそれ以上飲みたくなくなるのです。喉が渇かなくなるのでジュース、ミルク、ビール、炭酸飲料など、どんな飲み物でも、飲むのに時間がかかるようになりました。近く結婚式にて、15年前に卒業して以来、最もきれいな姿で、花道を歩けるのを楽しみにしています。スマートにしてくださって本当にありがとう!

ドグ・グッコウスキー氏

 

「1日の必要量を飲んでしまうとそれ以上飲みたくなくなるのです。」とありますが、お酒を飲む前は喉が渇いた状態で飲みたいというのがお酒好きにの本音でしょう。

そのほうが更にお酒がおいしく感じられるからです。

 

ですから、お酒を飲む前に水を飲むなんてがっかりした方も多いとは思いますが、

ドグ・グッコウスキー氏の話の中で「1日の必要量を飲んでしまうとそれ以上飲みたくなくなるのです。」とは救いになる言葉です。

 

1週間、毎日2、3リットルの水を飲むようにしてから、次のことに気づきました。
・神経の傷からくる痛みが消えて、運動できるようになりました。
・消化不良とガスになやなされなくなりました。
・飲み物の強い要求がなくなり、酒、たばこ、コーヒーへの衝動と戦わなくてすむようになりました。
・体力が改善しました。
・思考も仕事も充実しています。

ウィリアム・グレー氏

 

この方は過去に多くの病魔に悩まされ、その都度色々な治療法を試したが効果がなく、たまたま友人がこの本をプレゼントしてくれたことが今回のきっかけとなったようです。

水の正しい取り方

 

短期間で、水を飲むのではなく1日2.5リットルの水を数日間飲むことから始めてみること。

目安は体重の約4%の水が好ましい。

 

体の細胞はスポンジのようで水を浸透させにくい細胞膜があることも忘れてはいけない。

 

短期的な補給で賄ってはならない。ある程度、時間をかけて規定量の水を飲み長年の脱水状態を克服すること。

 

食前に水を飲む。

食前に水を飲まないと、消化の際に細胞に大きな負担がかかりコレステロールにも勝てなくなる。(過度なコレステロールは水不足からきた結果)

 

体がゆっくりと自然に水和されるまで時間をかけ毎日の規定飲量を守ることが大事。(250ccの水を6杯から12杯。)

 

朝食、昼食、夕食の30分前にコップ一杯、その2時間半後に同じ量の水を飲む。できればコップ二杯以上の水を飲む。

 

まずは「何を食べるかよりも毎日どれくらいの量の水を飲むか」

食事内容は大事だが、一つだけ、フライなどの油性物は制限すべき。

尿の色

 

正常な尿の色は無色から薄黄色が理想。濃い目の黄色から橙色である場合は体の水不足と言える。

塩を摂る

 

「塩は薬の最もたるもの(プリニウス、AD75年)」喘息は塩の不足と考える。

 

水を飲み同時に塩をひとつまみ舌に落とせば脳は多くの塩が入ったと見て気管支をリラックスさせる。

 

取る水の量を増やしても塩を取らなければ塩不足になりめまい、立ちくらみを発するケースがある。

 

毎日、水10杯(約2リットル)につき茶さじ半分の量を食事に含める。
(茶さじ半分=約3グラム)

糖について

 

現代では生活の多くを占める仕事についてオフィス・デスクワークが主体でありそのため運動不足になりやすい。

 

特に頭を使ったワークでは体は糖を求めてくるが、食べることが多くなりそのことが水不足に繋がってくるという悪循環がある。

 

脳はエネルギー消費により食欲を促すが、食品エネルギーの一部にしか脳に届いていない事実を知るべし。

 

また、糖と塩との関係は深い。

 

糖を取る前に塩を取ることが優先順位。

 

体が「渇きの信号」を求めていることに早く気づき水補給に対応することが大事な方法である。

 

水不足による糖尿病は、高齢者に多く見られ、構造を傷つけるほどの深刻な場合、それが子孫にまでおよび受け継がれるケースもある。

最後に

 

バトマンゲリジ氏が故人となられてしまったことが悔しい。

 

研究途中であり、志半ばであったかもしれないが、多くの研究結果と業績には敬意を表したいと思います。