水で健康になる9種のミネラルウォーターと効果的な飲み方!

 

水で健康になれるなら!」、「水が美容にも役立つなら!」そんな水の力について誰でも知りたいと思うことでしょう。

そのためにはあなたの用途や目的に合ったミネラルウォーターの選び方と効果的な水の飲み方を知る必要があります。

すなわち、健康や美容のためには「水を選ぶ」、そして「飲み方」この2つが大事になってくるのです。

今まで水に対してどうしても積極的になれなかった方、今回の記事から各種ミネラルウォーターの豆知識を知り健康や美容に役立たせることが出来るよう簡単にではありますが解説していきたいと思います。

水が体内で果たす基本的な役割

 

さっそくミネラルウォーターの選び方と飲み方の解説をしていきたいのところですが、その前に必ず押さえておきたい大事なことがあります。

それは「水そのものが体内で果たす基本的な役割」についてです。

水が私たちの体に果たしている役割とは?

  • 新陳代謝を促進する・・・・・細胞の入れ替わりが行えるように酸素の出し入れをする。
  • 発汗や解熱など温度調節の役割・・・・・運動で体温が上昇したり熱が出たときなどは汗を出すことで熱を下げる。
  • 尿や排便など老廃物の排泄を促す・・・・・体内の老廃物を汗や尿、腸内の水分を増やすことで排便を促進させる。
  • 関節の潤滑油から体全体の組織の働きを助ける・・・・・関節の軟骨同士の摩擦を和らげたり衝撃を吸収する効果、また体全体を潤滑に動かす役割がある。
  • 代謝反応の役割・・・・・食べ物から必要なものを分解しエネルギーに変える役割をする。
  • 解毒(デトックス)の効果・・・・・体内の有害物質の分解や毒素を薄める働きがある。

新陳代謝や汗をかくことで体の熱を下げるなどの水の効果は知っていても水が軟骨の表面に入ることで関節の潤滑油としての働きがあることは意外に思われた方もいらっしゃったのではないでしょうか?

ですから、関節炎、リュウマチなども水不足も要因と言われています。

 

飲む水を選ぶ。9種類のミネラルウォーター、効果水の各性質と効果

 

健康・美容など用途や目的に合わせた水を選ぶには当然ミネラルウォーターの各特性や体に及ぼす効果を知ることが1番です。

一般に市販されているミネラルウォーターやその他の効果水には栄養成分であるミネラルやその他有益な成分が含まれていますが、ここでは代表的な9種類のミネラルウォーター、効果水を挙げました。

    • 軟水
    • 硬水
    • アルカリイオン水
    • 水素水
    • シリカ水(ケイ素水)
    • 海洋深層水
    • 温泉水
    • バナジウム水
    • 炭酸水

     

硬水と軟水

 

水に含まれる栄養素であるミネラルの知識として最初に理解していただきたいのが硬度により決まってくる硬水と軟水です。

硬度とは水1リットルに含まれるカルシウムとマグネシウムの量のことです。

水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量が多いのが硬水、逆に少ないのが軟水となりますが、WHO(世界保健機関)では1リットルの水の中で含まれるカルシウムとマグネシウムの量が120(mg/l)を境にそれよりも度数値が上だと硬水、度数値が下だと軟水に振り分けています。

採水地の地形的な条件から欧米で採取される水は硬水が主流、日本では軟水が主流となります。
(例えば、フランス原産「エビアン」の硬度は約304mg/lで硬水、日本の「南アルプス天然水」の硬度は約30mg/lで軟水です。)

すなわち、ヨーロッパなどから輸入されるミネラルウォーターは硬水が多く、日本の天然水やミネラルウォーターは軟水となります。

硬度を調べる方法として、ミネラルウォーターに貼ってあるペットボトルのラベルにはカルシウムとマグネシウムの量や硬度数が表示されています。

また軟水か硬水かまで表示されていますので硬度については簡単に確認できます。

 

カルシウムとマグネシウム

 

カルシウムとマグネシウムは人間にとっての栄養素であるミネラルです。

用途や目的に合わせることで健康や美容、ダイエットの効果を得ることが出来ます。

カルシウムは骨や歯を司る役割や精神を安定させる役割があり、マグネシウムは腸内の水分を吸収させるだけではなく老廃物の排泄までを行います。

お通じが悪く便秘気味のときお医者さんにかかると処方されるお薬のほとんどが「酸化マグネシウム」の成分が入っているものだったりするのはそのためです。

 

「硬水と軟水どちらが良いの?」

 

ここで、軟水はカルシウムとマグネシウムの量が少ないため体にとって効果がないのではと考えてしまいがちですが、それは違います。

日本の軟水にはカルシウムとマグネシウム以外の有益なミネラルを含んでいますし、また最も大事なこととして軟水は日本人にとっては小さいころから飲み親しんできた水であり体が吸収しやすいという大きな利点があるのです。

水は飲んでも体がうまく吸収しなければ効果は減ってしまいます。

硬水はカルシウムとマグネシウムの効果を得やすい反面、飲み慣れていないと特に日本人には体質的に合わず下痢などお腹をこわしてしまうこともあります。

まとめますと、「硬水はその豊富なミネラルから目的に合わせた強化水、軟水は体の中を負担が無いように自然な感じで循環させるイメージ」となります。

すなわち、軟水と硬水の優劣はないと考えられるのです。

 

アルカリイオン水

アルカリイオン水は厚生労働省が唯一認めている機能水でもあります。

効果は酸性に偏った体をアルカリ性に戻すことです。

このアルカリイオン水で一番大事なのがペットボトルのラベルに表示してあるpH値になります。

pH値とは水の中に含まれる水素水の濃度であり人間の体はpH値が平均7.4前後と弱アルカリ性です。

しかし、抵抗力の低下、慢性的な疲労や新陳代謝の低下を起こすと体は酸性に傾いてきます。

そんな酸性に傾いた体をアルカリイオン水の補給でアルカリ性に戻す狙いがあります。

老化の防止や疲れがなかなかとれない時、また胃酸過多などにはアルカリイオン水はおすすめの水となります。

本来人間の体は弱アルカリ性に保とうとする動きがありますのでpH値の高すぎるアルカリイオン水の取りすぎには注意してください。

最近では糖尿病の予防にも注目されています。

 

水素水

水の中に水素が溶けているのが水素水であり、最大の役割は老化の最大要因ある活性酸素を排除する働きがあることです。

また記憶力と関係する水として知られており認知症・アルツハイマーの予防として脳に蓄積された活性酸素を減らすために水素水を飲んで入る方もおられます。

最近では家庭用水素水のウォーターサーバーも普及しています。

 

シリカ水(ケイ素水)

シリカは二酸化ケイ素とも呼ばれる玄米やあわなどに含まれるミネラルです。

現代人はこのような穀物を食べる機会が減っているのが現状なのですが、人間はこのケイ素を自ら体内で作ることが出来ません。

また体内のケイ素は年齢とともに減少していきます。

そこで、シリカ水(ケイ素水)は必要となってくるのです。

ケイ素は体内の組織同士をつなぎ合わせる役目がありコラーゲンとアルロン酸を肌上でつなげたりしています。

美肌効果から爪や毛髪に元気を取り戻す効果まで、また老化の予防にこのシリカ水(ケイ素水)は向いています。

 

海洋深層水

水深約200メートル以下にある海水のことを海洋深層水と呼びます。

深さ的には深海に属し太陽光が届かないことから植物プランクトンが生息できません。

よって、窒素、リンなどがそのままの状態で残っていること、また細菌数が少ないことから海洋深層水は安全な水とされています。

カルシウムとマグネシウムがバランスよく多く含まれるためカルシウムによる骨粗しょう症の改善や精神の安定、マグネシウムからはお通じの改善の効果があります。

 

温泉水

以前の日本では温泉水を飲む習慣がありましたが、衛生管理がしっかりした現代では飲泉許可を受けた温泉水のみを飲むことが出来ます。

ヨーロッパなどでは「温泉=飲泉」と言えるほど温泉水は生活に根付いています。

カルシウムやマグネシウム以外のミネラルも豊富でアルカリ度数が高い温泉水もあります。

疲労回復や骨粗しょう症の改善、精神を安定させる役割があります。

 

バナジウム水

バナジウムは玄武岩などから溶け出したミネラルのことです。

名前の由来はスカンジナビア神話の愛と美の女神バナジウムにちなんで名づけられています。

バナジウムはインスリンに似た動きがあり糖尿病の予防として用いられています。

糖尿病患者にバナジウムを与えた結果、血糖値が下がるという報告があります。

玄武岩の多い採水地が富士山辺りに存在するため商品名に富士山とつくバナジウム水が多いです。

 

炭酸水

炭酸水とは炭酸ガス(二酸化炭素)が溶けている水のことです。

海外で水をオーダーすると大概は「ガス入りにしますか?」と聞かれたりするほど普及しているのが炭酸水なのです。

炭酸水は適度に胃を刺激し食欲を高める効果があります。

また飲む量を増やすことで食欲の抑制効果もあります。

さらに冷えや便秘、特に血行を良くする効果でよく知られています。

 

正しい飲水法:1日に飲む水量と飲む時間の配分

 

目的に合わせたミネラルウォーターを選ぶことが出来たら次は飲む水の量と時間配分を意識した効果的な飲み方です。

水の効果を早く期待するばかりに、水をがぶ飲みしたり効率の悪い飲み方は避けたいものです。

 

1日に飲む水の量は?

 

人間は1日に約2.5リットルの水を体外へと放出しています。

内訳は尿と便から約1.5リットル、汗が0.5リットル、そして息などから約0.5リットルとなり合計すると約2.5リットルとなります。

 

すなわち、その放出した分量約2.5リットルを今度は体内へと送り込まなければなりません。

但し、食べ物や飲料水、また体内で作られる代謝水などから平均して約1.5リットルの水を補給していますので2.5リットルから1.5リットルをマイナスすると約1リットルの水を補給すれば帳尻の合う計算となります。

 

しかし、運動をしたりする日もあるでしょう。また夏は暑く発汗量も多くなります。

1日の飲む水の量は専門家の間でも議論されていますが、少なくとも今は水について知識を得て健康や美容に役立てようとしているのであれば飲む水の量を1日約1リットルとは言わず約1.5リットルから約2リットルの水は飲んで欲しいと思います。

 

水のカロリーは0ですから水で太ることは基本的にありません。

水は喉が渇いてから飲むもではなくいつでも十分に体内で補給されていることが望ましいのです。

喉の渇きが現れた時点で「すでに軽い脱水症状の状態である」とも専門家は言っています。

 

飲む時間の配分

 

さて、1日に飲む水の量を約1.5リットルから約2リットルとは言いましたが、なるべくコップ一杯約200(ml)位を2時間ずつ位の間隔で飲んでください。

そうすれば、最低でも1日で約1.5リットルの水を飲むことが出来ます。

そのとき出来ればちびちびと飲むよう心がけてください。

体内で水が吸収されやすいようにするためです。

 

また気を付けていただきたいことに就寝前と寝起きにはなるべく硬水ではなく軟水を飲むようにしてください。

人間は寝ている間に発汗や息などから水分が体外へと放出され血液の濃度は濃くなりますので就寝前後の水の補給は健康上適切な行為です。

 

しかし、就寝前は1日の仕事が終わって体が疲れ免疫力が低下している時間帯、また寝起きはまだ胃などが活発に動いてない時間帯ですからミネラルが多い硬水が逆に体にとっては刺激となってしまう場合があります。

 

効果を狙った硬水のミネラルウォーターの補給は日中など体が比較的活発に動いている時間帯が好ましいのです。