アルカリイオン水の効果・効能!気になるpH値と病気予防まで正しい理解で飲む方法!

 

スーパー、コンビニ等でよく見かけるのが『アルカリイオン水』ですが

ところで、実際に飲んだことはありますでしょうか?

 

気になってはいたが
意外とまだ飲まれていない方も多いのではないでしょうか。

 

安価な値段で買えますが、飲む前にある程度どのようなものなのか?

 

『pH値や弱アルカリ性との関係、効果や飲んではいけない場合』まで

知識を得てから飲むことをススメてみたいと思い今回アルカリイオン水について記事を書いてみました。

 

既に飲んでいる方にも参考になれば幸いです。

 

アルカリイオン水について

 

人間の体に対してよい効果を与えるために加工した水を『機能水』と呼びますが、
厚生労働省が唯一、認めた機能水がアルカリイオン水です。

 

アルカリイオン水には、体内でものを溶かす溶解力があることから胃腸を整える、生活習慣病の予防、美肌効果、そして疲労回復とストレスの緩和など疲れた体を癒してくれる効果があり健康を維持するための水になります。

また、料理では抽出力から素材の旨味を引き出し、浸透力によりお米がふっくらと炊きあがります。

膨潤作用によりものを柔らかく素材への浸透力があり、還元作用により酸化の防止効果を促します。

 

健康や料理まで幅広く現代人には欠かせない水と言えるでしょう。

 

pH値と弱アルカリ性について

 

pHの見方(出典:キリン アルカリイオン水)

 

アルカリイオン水で特に注視していただきたいのがpH値です。

※【ph(ペーハーまたはピーエッチ)】

 

ペットボトルのラベルには必ず記載されていますので確認してみると良いでしょう。

 

 


 

さて、pH値とは、水素イオンの濃度を表す指数であり、0~14の間の数値で表されています。

したがって、『pH値が7.0を中性、7.0未満だと酸性、7.01以上だとアルカリ性を示します。

図で示しますと

 

↓     ↓     ↓

 

 

7.0より小さければ小さいほど酸性の性質が強く、大きければ大きいほどアルカリ性の性質が強いということです。

 

人間の体はpH値を7.4前後(中性方向)に保とうとする動きがあり健康な方の体は弱アルカリ性です。

 

しかし、老廃物の排出が悪くなると体は酸性に傾きやすくなり、
その結果、疲れやすく新陳代謝や抵抗力の低下を招きます。

病気にかかりやすく、また治りづらくもなります。

 

そのようなとき、酸性に傾いた弱った体をよい方向へと向かわせるために
体をアルカリ性へと戻すことが必要となるのです。

 

アルカリイオン水はそのための水です。

 

アルカリイオン水の効果・効能と予防

 

アルカリイオン水の効果・効能は幅広く、『便秘、胃酸過多、リウマチ、骨粗しょう症、アトピー性皮膚炎

また『コレステロールや体脂肪の減少、老化、ガン、肝臓病、糖尿病の予防』まで効果が確認されています。

 

加齢により細胞が老化しやすくなると細胞内のpH値も下がり体は酸化方向へと向かって行きます。

酸性方向へと向かうと体内は活性酸素を作りやすい環境になり、そのことでがん細胞などを誘発しやすくなるのです。

予防としてガン、肝臓病、糖尿病など、生活習慣の見直しが優先されますが、加齢による体内の水不足を補うためにも水の摂取を心がけることも重要です。

1日にコップ5杯のアルカリイオン水を飲めばガンになるリスクは軽減されるという専門家の指摘もありますから、

特にガンにかかりやすい40代に差し掛かったらアルカリイオン水を意識して飲み始めても良いと思います。

 

また、お酒が好きな方は、肝臓には気を付けたいところだと思います。

肝臓は、代謝、解毒、排泄などの働きをする重要な役目がありますが
その反面『沈黙の肝臓』とも呼ばれ自覚症状が表れにくいことが難点です。

 

肝臓病は本人が気づいたころには悪化している場合もあり
有害物質や老廃物を排泄する働きをするアルカリイオン水は
あなたの肝臓にとって良い味方となってくれるのです。

 

糖尿病への効果

 

日本の「国民病」とも呼ばれるのが糖尿病です。

現代の日本の食文化を見渡せば町にはファーストフードなど高カロリーな食材があふれています。

お金を出せばいくらでも好きなものを食べられるのです。

また運動量も昔に比べ減少傾向にありますので糖尿病を引き起こす土壌がこの日本では備わっているのです。

 

糖尿病の怖いところは、医師から宣告された時点で(前記の肝臓病と同様に)本人にとってはほとんど自覚症状がないということなのです。

したがって、症状が生じる前に予防することが最優先となり食事へのカロリー制限の改善や生活習慣の見直しが求められるのです。

 

水の摂取による糖尿尿の改善例として、テキサス大学のG・フェルナンデス教授らが行った研究結果があります。

 

アルカリイオン水がコレステロールや中性脂肪の濃度を下げ新陳代謝を促し糖尿病に効果がある』(G・フェルナンデス教授)

という結果を出しているのです。

肌の荒れは内部から『酸性から弱アルカリ性にリセット!』

 

一度肌が荒れると外からクリームなどを塗ってもなかなか治らない経験はないでしょうか。

肌荒れ、肌の乾燥、角質肥厚など肌の不調を起こす原因として、年齢を重ねると体が酸性方向に進みやすくなり活性酸素を誘発、血行が悪くなり肌の炎症を起こしやすくしていることが挙げられます。

当然、代謝も悪くなることからニキビ、吹き出物等が出現しやすくなるのです。

このようなとき外からクリーム、化粧水などを塗っても治らないような肌の不調ですと体内を一度『酸性から弱アルカリ性へとリセット』しなければなりません。

肌を外からではなく内部から変えていくということです。

 

前述のように健康体の人は弱アルカリ性に保たれています。

肌の不調は酸性に傾き代謝が悪くなっていることが要因ですから酸性に傾いた体を弱アルカリ性に戻す必要があります。

食品としてアルカリ性を含む海藻、大豆などの食べ物も良いでしょう。

しかし、毎日の生活のリズムを考えたら水。

その中でも体への吸収率が良いアルカリイオン水がおすすめとなります。

 

肌のくすみを消し透明感のある肌を保つためにも体内で十分な水の巡りが必要となるのはお分かりいただけるでしょう。

効果的な飲み方と注意

 

アルカリイオン水の効果的な飲み方ですが

はじめはコップ一杯から少しずつ飲むようにします。

2週間ほどが過ぎ飲み慣れてきたら体調に合わせて少しずつ飲む量を増やしていくと良いでしょう。

 

1日に体重の5%を超える量を摂取してはいけません

例えば、体重50㎏の方なら2.5ℓの摂取量までです。

習慣化するには体重の2%~3%の分量として1ℓ~1.5ℓの間くらいでちょうどいいと思います。

 

前述で示した症状や病気などアルカリイオン水の効果を期待するあまり一気に飲み干すようなことは刺激が強すぎて逆効果です。

人間の体は本来、中性もしくは弱アルカリ性に保たれていますので

いくらアルカリイオン水が体に良いとしても急にpH値の高いアルカリイオン水を摂取することは避けた方が良いです。

本来は弱った体の箇所に対して効果を求めるものであります。

 

※効果とは、どうしても摂取を継続しながら時間を加味しなくては得られないものですから
無理なく計画的に続けられることも大事なことです。

 

飲んではいけない場合

 

アルカリイオン水は、胃に関して言えば、その状態・状況により『飲んで良い場合と、飲んではいけない場合』があるので注意してください。

 

アルカリイオン水は体内をアルカリ性にするものですから胃酸過多の人には向いています。

しかし、胃の切開手術をした方、胃酸の少ない方は摂取を避けてください

なぜなら、アルカリイオン水を飲むことで胃酸が薄くなりやすく胃に負担がかかってしまうからです。

 

お酒のお供にもアルカリ性の水を

 

ウイスキーには口直しのチェイサーとして水などを同時に飲む習慣がありますが、なぜかビールや焼酎にはチェイサーのような水やお茶などを飲む習慣がありませんね。

 

さて、アルコール自体には害はありません。

しかし、分解されず体内に残るといずれアセトアルデヒドなどの有害物質を発生させます。

アルコールは、肝臓で『アルコール→ アセトアルデヒド→ 酢酸→ 水と二酸化炭素』へと分解されますが、このとき分解するための水分が足りないとアセトアルデヒドが蓄積され細胞を蝕んでいくのです。

飲み過ぎると、吐き気や頭痛を誘発させるのはそのためです。

水は、アルコールを分解・解毒する働きがありますからチェイサーの役割は医学的にも理にかなっていると言えるのです。

 

特に、ビールは利尿作用があります。

例えば、ビールを1ℓ(中ジョッキ約2杯分)飲んだ場合、尿として1.1ℓの水分が排出されます。これは、差引0.1ℓ(飲んだ量の10%)の水分が脱水される計算となります。

さらに、このとき注意しなければならないのが、尿として排出される水分とは飲んだビールの水分ではなく血液や体液に含まれる体にとって大事な水分も排出されてしまうのです。

ですから、飲んだビールの約10%が脱水されるだけではなく大事な体までを蝕むことにつながっていることになるのです。

飲めば飲むほどに体内の水分量が不足していき脳内の水不足から頭痛、二日酔いを起こしやすくなるのは飲んだ後に起こるこのような体内の変化が起こるからなのです。

私もビールは大好きですが、他のアルコールを含め飲み過ぎずほどほどに、そして楽しく飲めるのが理想ですね。

 

ウイスキーだけではなくお酒全般にお水を一緒に飲むことが好ましいのですが、おすすめしたいのがアルカリ性の水となります。

なぜなら、お酒は体を酸化させやすいので還元力のあるアルカリ性の水で体内を中和することが好ましいのです。

さらにそのとき、浸透力の高い水や天然水で割るとウイスキーなどは風味や香りを楽しむことが出来ます。

 

『ビールや焼酎などお酒と一緒に水を飲むことにどうしても躊躇してしまう』そのような方には、お酒を飲む前に水を飲むことをお勧めします。

「あらかじめ水を飲んでからの飲酒ですと飲むのに時間がかかるようになった」という声もあるのです。

脱水し体調を崩さないようお酒を飲むときはいつもよりは多めの水を飲むことを勧めます。

また、寝る前にコップ一杯の水を飲むことも二日酔いを和らげる効果があることは実生活から理解されている方も多いと思います。

 

業界が大反発「アルカリイオン水の効果はなし?」の話!

 

前述のようにアルカリイオン水は厚生労働省が唯一認めた『機能水』です。

アルカリイオン水に対して厚生省が認めた効能は『慢性の下痢、消化不良、胃腸内異常発酵、制酸、胃酸過多に有効である』ということです。

1966年に『医療用物質生成器』として認可され、その後アルカリイオン水を作る『アルカリ整水器』も販売されました。

1992年には『アルカリイオン整水器』の出荷額が200億円を売り上げるほどの大ブームを巻き起こしています。

しかし、その厚生省が認めたアルカリイオン水の効果に異を唱えたのが同じお役所である「国民生活センター」でした。

その指摘内容は、「『アルカリイオン整水器』の効果は薄く10ℓ以上飲まなければその効果は期待できない」というものでした。

当然、この指摘に猛反発したのが整水器の業界です。

早速、業界団体は、1993年に京都大学医学部に調査を依頼します。

調査内容は、「腹部に不調を訴える人たち」を対象にアルカリイオン水と浄化水を4週間飲み比べてもらいその効果を調べてみたのです。(もちろん、対象者にはそれぞれどのような水なのかは伝えずに調査は行われました。)

その調査結果は、アルカリイオン水は『慢性下痢、消化不良、胃腸内以上発酵、胃酸過多に効果あり』と結論づけられたのでした。

また、調査からは便秘の改善の効果も認められました。

その後、東北大学農学部、埼玉医科大学の研究結果でもアルカリイオン水の効果は認められています。

体につけるのはアルカリ性ではなく酸性水の理由とは?

 

健康体の人は弱アルカリ性であり、酸性に傾き疲れや肌の不調などに対してアルカリイオン水の効果をお話ししました。

では、体を外部から守る肌はと言うと、これが弱アルカリ性ではなく弱酸性に保たれているのです。

これは外からの殺菌、その繁殖などを避けるためなのです。

 

しかし、肌が汚れるとアルカリ性に傾いていくのです。

ですから、肌をアルカリ性から弱酸性へと戻す必要があります。

そこで肌の不調の対策として洗顔、また美容の化粧水としても酸性の水が適しているのです。

ニキビや吹き出など酸性水をお肌に付けるだけで抗菌対策にもなります。

また酸性水はうがいなどで風邪の予防にも効果があります。

肌の性質から、直接外につけるのはアルカリ性の水ではなく酸性水が適しているということです。

 

まとめ

 

水の効果全体に対して言えることですが

アルカリイオン水も同様に短期間での効果を期待するものではありません。

また症状の悪化や病気が発症して、はじめて摂取するのではなく

前提としてそれらにかかりにくい体質を作るための水ということを理解することです。

無理なく、ある一定量の摂取を継続することで効果・効能を感じて頂けるでしょう。